昭和橋の建設日記《第16回》

「第16回」≪床板コンクリートの打設≫

について、川田工業株式会社の情報や資料をもとにまとめてみたいと思います。


川田工業において開発した画期的な鋼コンクリート合成床版のSDデッキを設置し、鉄筋を配筋すれば、いよいよ最終段階のコンクリート打設です。
この床版は、直接自動車やトラックなどの荷重が載積されるため、今までは一番はじめに壊れてしまったのですが、川田工業の技術力により、
壊れにくい合成床版というものを開発しました。
コンクリートの打設方法は、利根川の上はトラックが進めないため、写真1-3に示すようにコンクリートポンプ車と鉄管を使って、
コンクリートの打設場所までコンクリートを圧送します。
コンクリートは、写真-4に示すように生コン車からコンクリートポンプ車に移して、コンクリートポンプ車から圧送します。

写真-1 コンクリートポンプ車の設置状況

写真-2 コンクリート圧送用鉄管の設置状況

写真-3 鉄管の打設場所への到達状況

写真-4 生コン車からポンプ車へのコンクリートの移動状況

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圧送されてきたコンクリートは、写真-5に示すように作業員の力によって打設されます。
その後、写真-6に示すようにデコボコのにいように、きれいに仕上げられます。

写真-5 コンクリートの打設状況(コンクリートポンプ車から直接打設状況)

写真-6 コンクリートの仕上げ状況

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写真-7が床版、写真-8が橋梁全体の完成した状況です。床版の両側には、自動車や通行者が橋の下に落ちないように、
防護柵が設置されています。
きれいな仕上がりですね、川田工業の技術力は素晴らしいですね。

写真-7 床版の完成状況

写真-8 昭和橋の完成状況

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「昭和橋の建設日記」の第17回目は、

について、川田工業株式会社の情報や資料をもとにまとめてみたいと思います。

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