について、川田工業株式会社様の情報や資料をもとにまとめてみたいと思います。
昭和橋は、橋長658mの11径間で構成されており、群馬県側から8径間を川田工業鰍ェ送り出し工法とトラッククレーンベント工法で、
残り3径間を横河ブリッジ鰍ェトラッククレーンベント工法で架設することになっています。
今回は、川田工業鰍ェ群馬県側から利根川の河川部を越えて、埼玉県側の陸上部までの約7.5径間を送り出し架設した後の、
残り0.5径間分のトラッククレーンベント工法による架設についてご説明いたします。
写真−1は送り出し終了直前の状況ですが、先端部の橙色と灰色の手延機の部材を撤去し、
新たな主桁を連結している状況が、写真−2です。
写真−1 送り出し架設終了直前の状況
埼玉県側の陸上部にベントを設置して、トラッククレーンで主桁をトラッククレーンで主桁を吊り上げて、
送り出された主桁に高力ボルトを用いて連結します。
連結するために高所作業車に作業員が乗って作業します。
写真−2 a)下流側から見た主桁の連結状況
写真−2 b)上流側から見た状況
写真ー2 送り出し架設に続くトラッククレーンベント工法による主桁の連結状況
この作業を繰り返して、写真−3、4に示すように主桁を連結して、新しい昭和橋を作ります。
このトラッククレーンベント工法は、橋梁の架設工事において多く利用されているとのことです。
写真−3 2部材目の架設状況
写真−3 3部材目の架設状況
「昭和橋の建設日記」の第13回目は、
について、川田工業株式会社の情報や資料をもとにまとめてみたいと思います。