昭和橋の建設日記《第三回》

「第三回」≪橋梁の製作≫
「昭和橋の建設日記」の第3回目は、
・橋梁の製作
川田工業株式会社様の情報や資料をもとにまとめてみました。
昭和橋は、平たい鋼板を切って、金属を溶かして接合する溶接によってはり付けて橋の形にする鋼橋に分類されるそうです。
今回は、平たい鋼板がどのようにして、橋梁になるのかを紹介したいと思います。
その前に、橋梁はいきなり製作されるのではなく、図-1に示すように緻密な計画や設計の結果をもとに行われるとのことです。
図-1
では、昭和橋の製作方法について、簡単にご説明します。

設計図から必要な鋼材を購入し各部材の実際の製作寸法をコンピュータで計算し、写真に示すように鋼板に描く。
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鋼板を写真に示すように切断や孔明けをする。切断作業などは、コンピュータ制御で行う。
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切断された部材を写真に示すように組み立てる。
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金属を溶かして接合する溶接によって、写真のように部材を張り付ける。
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塗料の付着をよくするために、鋼板の表面に砂粒などをぶっつけて、部材に付いた油やほこりを、写真に示すように完全に取り除く。
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橋梁が長持ちするように、写真に示すように下・中・上塗りと何度も塗装する。
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「第四回」≪橋梁の架設方法≫
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